こころの劇場
4月15日(火)、ファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』浦安公演(千葉県)より、2025年度の「こころの劇場」公演が始まりました。
日本全国の小学生を無料で劇場に招待し、演劇の感動を届けるプロジェクト「こころの劇場」。
子どもたちの心に、"生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で大切なことを、舞台を通じて語りかけたい"。そんな祈りのもと、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季、そして、この趣旨にご賛同くださる多くの企業や団体、文化庁はじめ行政のご協力により、2008年から実施しています。
2025年度初日の会場となった浦安市文化会館には、2回公演で計18校、約1,600名の小学6年生が来場。浦安市教育委員会の皆様が運営を担い、会場に集まった子どもたちを誘導・案内されました。
幕が上がると、子どもたちは出演者からの問いかけに元気に答えたり、コミカルなシーンでは大きな声で笑ったりと、素直な反応を見せてくれました。
終演後、ロビーでの出演者によるお見送りでは、笑顔で出演者に手を振り、「楽しかった」と感想を伝える児童の姿も。皆さん、嬉しそうな表情で劇場を後にしました。
4月23日(水)には、埼玉県越谷市を皮切りにファミリーミュージカル『王子と少年』の「こころの劇場」公演がスタート。
今年度の「こころの劇場」は『王子と少年』『ふたりのロッテ』『カモメに飛ぶことを教えた猫』の3作品を上演します。今年4月から2026年3月までの1年をかけて全国を巡り、北は北海道・利尻島から南は沖縄県・石垣島/宮古島まで、約140都市、約400回公演、総計約50万人の子どもたちを招待する予定です。
これからも一般財団法人舞台芸術センターは、劇団四季とこの活動にご支援くださる企業や団体、行政の皆様と手を携え、日本全国の子どもたちに感動を届けてまいります。