こころの劇場
日本全国の子どもたちを劇場に無料招待し、演劇の感動を届けるプロジェクト「こころの劇場」。
2023年度は4月から『人間になりたがった猫』が、5月から『ジョン万次郎の夢』が関東・東海・北海道を中心に巡演。『人間になりたがった猫』は、9月11日(月)に「北斗市総合文化センターかなで~る(北海道)」で千秋楽を迎えました。
続いて9月12日(火)からは、『エルコスの祈り』の「こころの劇場」公演がスタート。
初日の会場となった山形市民会館(山形県)には、山形市内の小学校6年生を中心に34校・約1900名の児童が来場。山形県での「こころの劇場」公演の実施は、実に4年ぶりとなりました。
幕が開くと、そこは不思議な空間。登場人物の一人であるセールスマンが客席に向かって「みなさんもあのユートピア学園にいらっしゃるんですか?」と問いかけると、客席から子どもたちの大きな返事が。物語が進むにつれて、子どもたちはさらに引き込まれていくように、舞台を見つめます。
そして、「思いやりの心」「許す心」など、この作品に込められたメッセージが子どもたちの心に届いたのでしょうか、カーテンコールでは会場中が温かい拍手に包まれました。
このあとの「こころの劇場」公演は、西日本エリアを中心に、『ジョン万次郎の夢』と『エルコスの祈り』の2作品を通して、子どもたちに舞台の感動をお届けしてまいります。
※「こころの劇場」は、全国約200社の企業・団体のご支援をいただき、行政の協力を得て実施しています。
>ご支援いただいている企業・団体の皆様のご紹介