ニュース・お知らせ2019年度「こころの劇場」が終了しました

こころの劇場

全国各地を巡演する「こころの劇場」プロジェクト。2019年度は、昨年春よりスタートし、2月27日(木)に行われた高知公演をもって活動を終了しました。

「こころの劇場」は、全国の小学生を無料で劇場に招待し、演劇の感動を届けるプロジェクトです。一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季によって主催され、その活動主旨にご賛同いただいた多くの企業や行政のご協力を得て実現しています。

今年度、全国の子どもたちにお届けしたのは、ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』『はだかの王様』の2作品。昨年4月から今年2月までの間に、全国166都市で422公演を行い、約53万5千人の子どもたちを劇場へ招待しました(このうち"日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」クリスマスチャリティー公演"で2万人を招待)。
なお、昨年10月に発生した台風19号による影響、および、今年2月26日の政府要請による新型コロナウイルス感染症対応のため、大変残念ながら一部公演を中止することとなりました。

そのなかでも、今年度も多くのご支援を賜り、訪れた先々の公演では心温まる出会いがありました。舞台で繰り広げられる物語の世界に引き込まれ、出演者と一体となって大きな声で歌う子どもたち。その一人ひとりに、「生命の大切さ」「一歩踏み出す勇気」「人を思いやる心」など、舞台を通じて語りかけてきたメッセージがしっかりと伝わったようです。

そして、この春からは、2020年度の「こころの劇場」がスタート。ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』と『人間になりたがった猫』の2作品を上演します。

一般財団法人舞台芸術センターは、ご支援いただく企業の皆様や劇団四季とともに、これからも子どもたちに感動を届けてまいります。

※2019年度「こころの劇場」公演の活動について、3月18日(水)発刊の読売新聞朝刊(東京本社・大阪本社・西部本社 朝刊セット版)にも掲載されています。

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