こころの劇場
日本全国の小学生を無料で劇場に招待し、演劇の感動を届けるプロジェクト「こころの劇場」。
7月5日(金)、新宿公演(新宿文化センター/13時30分に開演)をもって、「こころの劇場」の通算公演回数が5,000回を達成しました。
子どもたちの心に、"生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で大切なものを、舞台を通じて語りかけたい"。その祈りのもと、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催し、この趣旨にご賛同いただいた多くの企業・行政のご協力を得て2008年より実施しています。活動は今年で12年目を迎え、これまでに約608万人の児童を招待してきました(7月5日公演終了時点)。
記念すべき5,000回目の上演作品は、劇団四季の新作ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』。
「殻をやぶり、勇気を出して一歩踏み出す」をテーマに、主人公の黒猫・ゾルバとカモメのヒナ・フォルトゥナータの心の成長を描きます。 観劇した子どもたちは真剣なまなざしで物語の行方を見守り、カーテンコールでは自然と拍手が沸きおこり、会場中が温かい空気に包まれました。
この日、大きな節目を迎えた「こころの劇場」。これからも一般財団法人舞台芸術センターは、演劇の感動を通じて子どもたちに豊かな心を育んでもらいたいと願い、この活動にご支援くださる企業・団体の方々と協力しながら、プロジェクトを継続してまいります。
一般財団法人舞台芸術センターでは、「こころの劇場」活動の趣旨にご賛同いただく皆様からの寄付の窓口として、「Yahoo!ネット募金」を開設しております。
いただいたご寄付は、「こころの劇場」の活動に大切に使わせていただきます。皆様のご支援をお待ちしております。