ニュース・お知らせ2019年度「こころの劇場」公演 『はだかの王様』が始まりました!

こころの劇場

5月7日(火)、浦安市文化会館(千葉県)にて、ファミリーミュージカル『はだかの王様』の「こころの劇場」公演が行われました。

この日は2回公演が行われ、浦安市内の全小学校(17校)から約1,700名の小学6年生が来場。浦安市教育委員会の皆様が運営を担われました。

配られたリーフレットを手に、友だちとおしゃべりしながら開演を心待ちにしている子どもたち。
照明が暗くなると、いよいよ舞台の幕開けです。進行役であるアップリケとホックが登場すると、にぎやかだった客席も瞬く間にお話の世界に引き込まれていきます。
華やかな衣裳と軽やかなダンス、親しみやすい音楽に彩られたミュージカル。休憩中のロビーでは「チンカラトン」と、王様の新しい衣裳を作るための機織りのシーンで繰り返されるメロディを口ずさむ声が。
2幕でも大きな声で歌ったり、笑ったり、手をたたいたりと子どもたちはすっかり観劇を満喫した様子。終演後には出演者に見送られ、笑顔で会場をあとにしました。

アンデルセン童話の同名作品を基に台本を書き下ろしたのは、詩人・劇作家の寺山修司。登場人物の個性的な名前や、思わずくすっと笑ってしまう愉快な台詞など、独特なユーモアがちりばめられています。

1964年の初演から半世紀以上経ったいまも多くの人に愛され、観た人に"真実を告げる勇気"を伝え続けている作品が、これからおよそ1年をかけて全国を巡演。
先月開幕した『カモメに飛ぶことを教えた猫』と合わせて、北は北海道・利尻島から南は沖縄県・石垣島/宮古島まで、計180都市444回公演、総計約56万人の子どもたちを招待する予定です(クリスマスチャリティ公演を含む)。

これからも一般財団法人舞台芸術センターは、劇団四季とこの活動にご支援くださる企業・団体の方々と手を携え、日本全国の子どもたちに感動を届けてまいります。

会場にやってきた子どもたち

『はだかの王様』浦安公演 カーテンコールの様子

出演者によるお見送りの様子

会場にやってきた子どもたち 『はだかの王様』浦安公演 カーテンコールの様子 出演者によるお見送りの様子