こころの劇場
3月、鹿児島県の種子島、奄美群島の沖永良部島、徳之島、奄美大島で、ファミリーミュージカル『王様の耳はロバの耳』「こころの劇場」公演が実施されました。
3月6日(水)種子島こり~な(種子島中種子町)で行われた公演には、隣接する南種子町、西之表市からも児童を招待し、26校が来場。子どもたちは本作のテーマ曲「王様の耳はロバの耳」を大きな声で歌い、終演後も口ずさみながら会場をあとにしました。
翌日、カンパニーは3年に1度の公演地となる沖永良部島に移動。3月8日(金)には、下平川小学校と和泊小学校で『美しい日本語の話し方教室』を実施しました。
3月11日(月)に行われた知多町公演は、知名町、和泊町の9校の児童が観劇。知名町・林富義志教育長、和泊町・竹下安秀教育長も来場され、林教育長からは「子どもたちにとって、本物の舞台を観る機会は少ないので、このような取り組みは本当にありがたいです。劇場での観劇は、社会勉強にもなっていると思います」とのお言葉をいただきました。
ふたたび移動し、徳之島では3月13日(水)に伊仙町面縄小学校、天城町立兼久小学校で『美しい日本語の話し方教室』を実施。3月15日(金)の公演には、徳之島町の高岡秀規町長、幸野善治副町長、福宏人教育長が来場されるなか、22校が観劇されました。
そして、カンパニーは今年度最後の「こころの劇場」公演を行うべく、奄美大島へ。千秋楽となった3月18日(月)の公演には、奄美市内の38校が来場。客席は、大きな歌声とあたたかい拍手に包まれます。終演後の出演者によるお見送りでは、「楽しかった」「来年も観たいです」と声を掛ける児童の姿がありました。
2019年度の「こころの劇場」は、4月23日(火)の『カモメに飛ぶことを教えた猫』越谷公演からスタートします。これからもより多くの子どもたちに演劇の感動を届けるため、地元の行政や教育委員会の方々と協力しながら、この活動を続けてまいります。