こころの劇場
2月5日(月)、長崎県・壱岐の島ホール(壱岐文化ホール)にて、2015年以来3年ぶりに「こころの劇場」公演が行われました。
長崎県では、"子どもたちに舞台の感動を伝えたい"という教育委員会の皆様ほか、地元の方々の強いご意向とご協力により、県内にある約600の島のうち、壱岐、五島、新上五島にてそれぞれ3年に一度「こころの劇場」公演が実施されています。今年は壱岐で『嵐の中の子どもたち』が上演され、小学校4~6年生を対象とした約900名の子どもたちが舞台を楽しみました。
公演前日には、劇団四季の俳優・菅本烈子らが白川博一壱岐市長を訪問。前回の壱岐公演にも出演した菅本は市長と3年ぶりの再会となり、前に訪れた島の名所などの話題に花が咲きました。
当日は、滅多に降らない雪が舞うほど寒い一日となりましたが、子どもたちは元気に来場。俳優たちの熱演に盛んに拍手を送っていました。
また、終演後には、壱岐市立渡良小学校で『美しい日本語の話し方教室』を実施。三根圭子校長からは、「児童たちが授業で習った"相手に心を込めて伝えること"をさっそく実践している様子に、とても感動しました」とのお言葉をいただきました。
翌日カンパニー一同は、郷ノ浦港から博多港に向かって出航。次なる公演地へ旅立ちました。
(取材協力:劇団四季)