チャリティー公演
12月19日(火)、ファミリーミュージカル『嵐の中の子どもたち』クリスマスチャリティー公演が東京・府中で千秋楽を迎えました。
この公演は、「ハンディキャップを持つ方々に夢や希望を与えたい」という思いから、日産労連の組合員の方々が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」を基に行われています。
42年目となった今年のクリスマスチャリティー公演では、22都市で22,000人をご招待。11月には通算上演回数1,000回の節目を迎え、その後も全国のお客様の思い出に残る舞台をお届けすべく旅を続けてきました。
千秋楽となったこの日、幕が上がるその時を楽しみにされていたように、冒頭のナンバーから音楽に合わせて手拍子が。お客様は、登場人物らと一緒に冒険しているかのように、笑ったり、心配そうな眼差しで見つめたりと、素直な感情で観劇を楽しんでくださっていました。
終演後には、本公演を運営されている日産労連の皆様とのパーティーが開かれました。式の中では、日産労連の皆様が劇中ナンバー「すてきな仲間」をハンドベルで演奏してくださり、それにあわせて俳優・スタッフほか、会場にいる全員で合唱するひと幕も。チャリティー公演を無事に終えた仲間同士、本公演に込められた願いや祈りを改めて確かめ合うひと時となりました。
『嵐の中の子どもたち』は2018年3月まで、「こころの劇場」公演を含めた全国ツアーが続けられます。
(取材協力:劇団四季)