11月13日(月)、日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」主催によるクリスマスチャリティー公演が、新潟市で通算公演1,000回を達成しました。
この公演は、「ハンディキャップをお持ちの方々に、いつまでも思い出に残る本物の舞台を見てもらいたい」という思いから、日産労連組合員が毎月100円ずつ積み立てた「福祉基金」と多くの会員の皆様のご支援で行われているもの。1976年以来42年間、毎年11~12月のクリスマスシーズンに全国各地で四季のファミリーミュージカルを上演し、本日までにのべ4万4千施設、127万人もの方をご招待してきました。
組合員の皆さんがボランティアとして、当日の舞台設営や来場者誘導などの運営に携わることも、大きな特徴のひとつです。
今年のクリスマスチャリティー公演の上演作品は、『嵐の中の子どもたち』。
嵐に襲われた村で、仲間と助け合いながら希望を持って生きていく子どもたちの冒険物語を、お客様は一心に見つめ、思い思いに楽しまれていました。
カーテンコールでは、約800人のお客様と俳優たちが声を合わせ、劇中歌「すてきな仲間」を歌いました。
また終演後のロビーでは、俳優たちがお客様をお見送り。
冒険の旅を終えて、笑顔で会場を後にするお客様と手を振り合ったり、握手をしたりと、たくさんの温かな交流が生まれました。
大きな節目を迎えたクリスマスチャリティー公演。今年は、12月19日(水)東京・府中公演まで、全国計22都市で上演します。
この活動の大きな意義を胸に、今後も全国各地の皆さんに思い出に残る舞台をお届けしてまいります。
(取材協力:劇団四季)