8月22日(火)、千葉県教育会館にて、千葉市内の小学校・中学校の教員を対象にした『美しい日本語の話し方教室』を開催。300名以上の先生方が参加されました。
『美しい日本語の話し方教室』は、劇団四季の方法論のひとつである「母音法」を通して、はっきり話すためのコツを学習するもの。2005年以降、おもに小学児童を対象に年間約700校1300回実施しています。今回は千葉市教育研究会国語部会による研修の一環として、日頃子どもたちに教育指導を行う学校の先生方を対象に授業を開催しました。
講師を務めたのは、劇団四季の俳優の原田真理、高橋 徹、五所真理子の3名。授業は時折笑いが起きながらも、先生方は興味津々の様子で耳を傾け、発声の際には大きな声で練習されます。
授業後半には、さらなるステップアップとして、四季のオリジナルミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』のテーマ曲「友だちはいいもんだ」を題材に学習。言葉を明快に届けるだけでなく、"歌詞の意味と、想いを相手に届ける"ことが求められると、先生や俳優同士、目を合わせながら合唱しました。
体験を終えた先生からは、
「相手に言葉や想いをはっきり伝えるための方法の一つとして、母音法を知ることができ、新たな視野が広がりました。子どもたちへの授業に活かしていきたいです」
という声をいただきました。
これからも、演劇を通じて豊かな社会の実現を目指し、全国各地で『美しい日本語の話し方教室』を実施してまいります。
(取材協力:劇団四季)