4月26日(水)、ファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』前橋公演(群馬県)より、2017年度の「こころの劇場」公演がスタートしました。
「こころの劇場」とは、日本全国の小学生を無料で劇場へ招待し、演劇の感動を届けるプロジェクト。
生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語りかけたい――こうした祈りのもと、2008年に始まった「こころの劇場」は、今年で10年目を迎えました。
2017年度の「こころの劇場」初日は、前橋市内の小学校6年生2,067名が来場。
開演前のアナウンスに「こんにちは!」と元気な挨拶を返し、この日を楽しみに待っていてくれたようです。
幕が開くと、ガンバをはじめ次々と登場する個性的な仲間たちとの冒険に目を輝かせる子どもたち。コミカルなシーンでは笑い、決戦のシーンでは真剣な眼差しで見守るなど、素直な反応を見せてくれました。
カーテンコールは大きな手拍子に包まれ、俳優たちが客席へやってくると歓声が起きるほどの盛り上がり。俳優たちによるロビーでのお見送りでも、子どもたちは嬉しそうに駆け寄り、握手やハイタッチをして劇場を後にしました。
今年度の「こころの劇場」は、『ガンバの大冒険』とファミリーミュージカル『嵐の中の子どもたち』の2作品。全国170都市439公演で、56万人を招待する予定です(クリスマスチャリティ公演を含む)。
これからも全国各地の子どもたちに演劇の感動を届けてまいります。
(取材協力:劇団四季)