「こころの劇場」では、一部の協賛企業の社員の皆様にボランティアとしてお手伝いいただいております。
ご参加いただいた皆様の感想文を紹介いたします。
2017年7月、「こころの劇場」にボランティアとして初めて参加しました。会社が協賛として参加していることは以前から知っていましたが、実際にスタッフの一人として現場に立ち合ってみると、公演は舞台上で演じている俳優だけではなく、その他大勢の運営スタッフに支えられているということを実感。とても貴重な体験になりました。
また、運営についてはスタッフの方々が安心・安全に気を配り、円滑な運営のために効率性とのバランスを取ることに腐心されつつ、子どもたちの思いを大切にして、きめ細やかなサービスを行っていることに感銘を受けました。
初めて鑑賞させていただいたミュージカルも、子どもだけでなく大人も考えさせられる内容で、この活動の意義に共感すると同時に、活動を継続させることの重要さを改めて感じました。
今後、より多くの社員にこのような機会を体験してもらい、この活動が大きく、長く継続することを願います。
第一幕を終わった後の休憩時間。
「見て!見て!見て!見て!見てー!僕ね、今日『ガンバ』の劇を観るから持ってきたんだ!」
その日は大雨でしたが、その男の子は「大好きなんだ!」とキラキラと瞳を輝かせて、持ってきた『ガンバの大冒険』の原作本3冊を嬉しそうに見せてくれました。また、他の一画では、第一幕のガンバたちを真似て踊っている女の子たち。貰ったパンフレットを開いてキャラクターを確認しているグループ。皆、明るい表情、そして、元気いっぱいです。
「こころの劇場」は、ボランティアで参加するまで自分の会社が関係していることを知りませんでしたが、3年前に初めてこの事業を知ってからは毎年参加させていただいています。
小学校時代に、先生や同級生と一緒に観たミュージカルは一生心に残る宝物です。全国各地をまわって子どもたちに素敵な世界を届けてくださるこの活動を、ぜひ、これからも末永く続けて欲しいと思います。そして、その活動のお手伝いにほんの少しでも携わることで、これからも元気いっぱいの子どもたちの笑顔や、素直な感動に出会えたら嬉しいです。
「退社までに100のボランティアに参加し、いろんな人たちを笑顔にする」
私たちの会社は大きく、新入社員の時は、お客様を笑顔にする仕事をしているということを、直接体感することが難しいと思っていました。それから人々の笑顔と繋がりたいと、ボランティア活動をしています。
そんな中、社内ホームページを見ていた際に「こころの劇場」のボランティア募集を見つけ、参加することを決めました。
参加してみると、この「こころの劇場」のボランティアの素晴らしさに気がつきました。それは裏方(解体)の仕事でありながらも、解体前に子どもたちの観劇風景を見守ることで、子どもたちの笑顔や感動している様子を肌で感じることができたことです。
子どもたちと一緒に観劇することで、その後の解体作業では自然と力が漲り、非常に充実した気持ちになることができました。
やりがいのあるボランティアであると思うので、来年も再来年もこれからもずっと、この活動が継続されることを願っています。
2017年9月27日、私は協賛企業の1社であるみずほ銀行の社員として、公演会場の運営ボランティアに参加しました。
高校生の頃に『ライオンキング』を観劇した経験から、私はこの日を心待ちにしていました。当時16歳の私は、演劇よりテレビや映画を好んでいましたが、生の演技と迫力に息をのみ、舞台から届けられる熱いメッセージと大きな感動が、体にしっかりと刻まれたことをいまだに覚えています。
今回は公演の運営スタッフとして、児童たちがどのようなメッセージを受け取り、どのような反応を示すのか、楽しみにしていました。
暗転後、児童たちの話し声が響く劇場内で、一際大きな歌声が聞こえてきました。その瞬間、辺りの児童たちはスッとおしゃべりを止め、視線はまっすぐ俳優に。そしてスポットライトに照らされながら目の前で歌やダンスが繰り広げられると、大きな劇場全体がガンバたちの世界に包まれ、舞台と客席が一つになったような感覚に、私は驚きと感動を覚えました。観劇後、友人と感想を共有する児童たちの顔は笑顔で輝いていました。
本公演のメッセージである、「生命の大切さ」や「人を思いやる心」。その受け取り方は三者三様でも、きちんと彼らに伝わっていると確信しました。様々な問題を抱える社会に、彼らはいつか旅立ちます。その時、ガンバたちからのメッセージを思い出し、思いやりの心に溢れた素敵な社会を築いていくことを願います。
このたびは貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
このたび、ファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』の撤収作業をお手伝いする機会をいただきました。限られた時間内で手際よく、小道具や舞台装置等を1台のトラックに搬入する作業は、想像以上に大変な力作業でしたが、まず驚いたのは、俳優の皆さんがスタッフの方々と一緒に撤収作業をしていたことです。話を伺うと、衣裳の洗濯も俳優の方が自らされているそうです。
俳優・スタッフの皆さんが一丸となって舞台を作り上げ、その一体感からこのような素晴らしいステージが毎回届けられるのだと知りました。一方で、当日来場していた児童は、休憩時間には友だちとおしゃべりをしていましたが、劇が始まるとあっという間に舞台に引き込まれ、食い入るように鑑賞している姿が印象的でした。
私は今回のボランティアを通じて、自分の仕事においても素晴らしいモチベーションを得ることができました。今後は、お客様の喜ぶ姿を想像し、様々な準備を進め、社内のスタッフと連携を図り、より良いサービスを提供していけるよう今まで以上に努めていきます。
次回もまた、このような機会があれば、積極的に参加させていただきたいと思います。また、子どもたちとの触れ合いを通じて、常に新鮮な発想を持ち続けていたいと思います。
昨年に引き続き、劇場案内のボランティア活動に参加させていただきました。
「ミュージカル」と聞くと、仕事でニューヨークに長期滞在していた2001年の冬、当時足繁く通ったブロードウェイでの観劇体験を思い出します。大がかりな舞台装置、俳優の迫真の演技にはもちろん、多少英語が聞き取れずとも客席が舞台と一体になって感動を共有する、そんな生の舞台の醍醐味を味わいました。
この「こころの劇場」は、次世代を担う子どもたちに感動を届け、同時に物語を通じて命の大切さや仲間を大切にする心を伝える、実に素晴らしい取り組みだと思います。
今年の東京公演は、四季劇場ではなく都内9カ所の公共施設で開催されました。四季が上演する初めての会場とあって、勝手がわからず戸惑ったこともありましたが、運営メンバー同士で協力して問題点を一つずつ解決し、乗り切ることができました。
自身のこれまでの経験やノウハウを生かしながら、運営側の一員としてお役に立てたことがとてもうれしいです。参加のチャンスをいただいたことに感謝するとともに、機会があれば次回もぜひ参加したいと思います。
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(受付時間:午前10時~午後6時 土日祝 休)